川越大師喜多院は、1612年、徳川家康の信任を得る天海僧正が住職となってから大いに栄えました。1638年に川越大火によって喜多院のほとんどが焼失しましたが、3代将軍家光が江戸城から「家光誕生の間」「春日局化粧の間」が移築されています。また、全域が重要文化財に指定されています。
【平成24年11月から文化保存工事を行うため、一部鑑賞出来なくなりました。】
日本三大羅漢の一つに数えられる「五百羅漢(ごひゃくらかん)」
川越の観光名所の中でも、ことのほか人気の高い喜多院の五百羅漢。日本三大羅漢の一つに数えられます。この五百余りの羅漢さまは、川越北田島の志誠(しじょう)の発願により、天明2年(1782)から文政8年(1825)の約50年間にわたり建立されたものです。
十大弟子、十六羅漢を含め、533体のほか、中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩を合わせ、全部で538体が鎮座しています。
笑うのあり、泣いたのあり、怒ったのあり、ヒソヒソ話をするものあり、本当にさまざまな表情をした羅漢様がおられます。そして、いろいろな仏具、日用品を持っていたり、動物を従えていたりと、観察しだしたらいつまで見ていても飽きないくらい、変化に富んでいます。
寄居町の少林寺とともに埼玉の「五百羅漢」のスポット
寄居町の少林寺には、五百体の羅漢像と千体の荒神石碑を安置しています。
川越大師 喜多院の情報
こちらは川越大師 喜多院の基本情報です。実際の情報と異なる可能性がありますので、詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
名称 | 川越大師 喜多院 |
読み方 | かわごえだいし きたいん |
所在地 | 埼玉県川越市小仙波町1−20−1 |
電話番号 | 049-222-5556(川越市川越駅観光案内所) |
営業時間 | (3/1〜11/23)8:50〜16:30(日祝は16:50まで)
(11/24〜2月末日)8:50〜16:00(日祝は16:20まで) |
定休日 | ・12/25〜1/8 ・2/2・3 ・4/2〜5 ・4月下旬・5月上旬・宝物特別展開催日の前後日 ・8/16 ※その他、院内行事のある日は拝観を中止することがあります。 |
アクセス | 電車・最寄駅 JR・東武東上線「川越駅」もしくは西武新宿線「本川越駅」下車 小江戸巡回バス「喜多院」下車すぐ 車でのアクセス 関越自動車道「川越」ICより約15分 049-222-5556(川越市川越駅観光案内所) |
駐車場 | 公式 | 川越大師 喜多院のオフィシャル(公式)サイト |
バリアフリー | |
備考 | <拝観コース> 大人(高校生以上)400円/小・中学生200円 |